介護利用者の希望に合わせて居住サービス計画を作成し、介護サービス事業者との連絡・調整等を取りまとめます。
2000(平成12)年4月導入の介護保険制度により誕生した公的資格です。質の向上を図るため、2006年度から、資格が5年ごとの更新制となりました。ケアマネジャーと呼ばれることもあります。
(1)介護認定申請代行
介護利用希望者やそのご家族からの相談を受けます。介護サービスを利用するためには介護保険制度の要介護認定を受ける必要があり、この認定申請の代行を行います。そのために要介護者やご家族の状況をしっかりと把握します。
(2)ヒアリング
要介護認定後はご自宅を訪問して、介護サービスに関するご希望を伺います。
(3)ケアプラン作成
介護施設によって、「価格が良心的」「営業時間が長い」「設備が豊富」などの特徴があるので、ヒアリングした内容を最大限考慮しながらケアプランを作成します。その後、ご本人やご家族とお会いし、内容の説明を行います。
(4)連絡調整
介護を受けるために関係する介護サービス事業所に連絡をとり、介護内容の詳細や注意点などを共有します。
(5)モニタリング
介護サービスの現場や利用者宅を定期的に訪問し、サービス内容の満足度調査を実施します。
また随時、介護士や施設の看護師、社会福祉士、介護予防運動指導員などの関係者にも話を伺います。
そして、ここでの話をもとに、ケアプランの見直しを行います。