この研修は、幅広い介護利用者に対する基本的な介護提供能力の修得に加えて、医療的ケアに関する知識及び技能の習得を目的としたものです。以前はホームヘルパー1級と呼ばれていましたが、2013年より、キャリアパスの整理を目的として、介護職員実務者研修が新設されました。受験資格は特に設けられておらず、介護職員初任者研修を受講していなくても、受講することができます。
修了後は、サービス提供責任者として、介護が必要な人のところへ訪問し、生活のサポートを行うことができます。
(1)計画立案
ケアプランに基づき、具体的にどのような訪問介護サービスを提供していくかを計画します。
(2)連絡調整
サービス提供責任者として、利用者やその家族、ケアマネジャーや他のサービス事業所と連絡を取り合い、調整します。
(3)管理業務
事業所に在籍するヘルパーに対する指導を行います。また、ヘルパーからの相談に応じます。さらに、訪問介護サービスを提供するうえでの契約などの手続きにも対応します。